外資系企業と日系企業を比較してみましょう。

外資系企業 日系企業
給与 高い、インセンティブが豊富 安い
休み 多い、有給も取りやすい 有給が取りにくい
考え方 実力主義型 年功序列型
福利厚生 充実している あまり良くない
残業 少ない、残業代が出る 多い、残業代が出ないところが多い

さらに、具体的に外資系企業のメリットをご紹介していくと・・・

日系企業よりも高収入、好待遇である

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外資系企業とは、本社が外国にあり日本に進出してきた企業のことを一般的に指しますが、日本に本社を置く日系企業よりもお給料面や待遇面が非常に優れています。年収で言うと、日系企業の1.5倍~2倍と言われています。また外資系企業のは実力主義を採用している会社が多いため、自分のがんばり次第でいくらでも上のポジションを目指すことができます。日系企業もそのような考え方を取り入れている所は増えてきましたが、まだまだ年功序列(年を重ねていくことに少しずつお給料が増えていく)の慣習が残っている企業が多いのが実情です。その点、外資系企業は20代30代の若いうちでも結果を出せばそれが評価され、どんどん昇進していくことができます。

待遇面でも、例えば日系のアパレル企業などでは、休みが取りにくかったり、研修も簡易的なものしか受けられなかったりするケースが多いです。しかし、外資系のアパレル企業は夏休みや年末年始休み、お盆休みなどの長期休暇がきちんと用意されていたり、ハイレベルで専門的な研修を受けられたり、社員が快適に働き、成長できる環境が整っています。

中卒OK。学歴不要

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『外資系企業なんて英語がしゃべれないといけないし、有名な大学を出ていないと入れないんじゃないか』

そう思っている人が非常に多いですが、現実は全く違います。驚くかもしれませんが、学歴も英語も不要です。もちろん、あるに超したことはありませんが、中卒で外資系企業で働いている人もたくさんいらっしゃいます。学歴関係なく、誰でも平等にチャンスがあるところが外資系企業のメリットでもあります。イメージが先行してしまい、可能性にふたをしてしまうのは非常にもったいないことです。学歴に自信がなくても前向きにチャレンジしてください。

自分自身の価値を上げることができる

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外資系企業は誰でも知っている名の知れた会社ばかりです。そこに就職すると言うことはその会社の看板を担ぐことができるということです。もし更なるキャリアアップを目指して転職を考えたときに、履歴書にその企業名を書けることは大きくプラスの方向に働きます。親孝行にもなることは言うまでもなく、今までアルバイトやフリーターとして働いていて肩身の狭い思いをしていた人は、世間体を気にする必要もなくなります。外資系の企業に就職することは、自分のブランディングにもなるわけです。

教育制度が充実している

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外資系の企業は多くの資金を持っているため、大きなコストを社員教育に投資しています。そのため、日系企業で受ける教育や研修よりもハイレベルなものが多く、自分のキャリアアップを目指す人には最適な環境が用意されています。

福利厚生が充実している

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福利厚生も日系企業よりも充実していることが多いです。休日の日数や、残業代、その他各種手当てはもちろん、がんばり次第でストックオプション(社員持ち株)まで付与される企業もあります。

少しは外資系企業の魅力が伝わりましたでしょうか?まだまだ外資系企業に就職することはたくさんのメリットがありますが、これらはあくまでも正社員として働くことで初めて享受できます。正社員になることには非常に価値があります。これまで自分のキャリアプランに関してあまり深く考えてこなかった方は、ぜひこれを機会に考えてみてはいかがでしょうか。

しかし、いざ外資系企業に就職することを決意しても、外資系企業の求人は一般的に非公開のケースが多いです。

その理由を次のページで解説します。⇒NEXT